福岡・博多の名物といえば、辛子明太子、とんこつラーメン、水炊き、もつ鍋など福岡グルメの印象が強いですが、梅雨入り前後の6月から7月といえば、やはり博多祇園山笠ではないでしょうか。

 

博多祇園山笠とは?

博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)は、福岡市の博多区で毎年7月1日から7月15日の期間に開催されており、今年で778年目を迎える伝統のあるお祭です。

起源は諸説あるようですが、鎌倉時代に博多で疫病が流行して、承天寺(しょうてんじ)の開祖で当時の住職である聖一国師こと円爾(えんに)が、町民に担がれた木製の施餓鬼棚(せがきだな)に乗り水を撒きながら町を清めてまわり、疫病退散を祈祷したことを発祥とする説を、博多祇園山笠振興会は謳っています。

安土桃山時代、島津氏と豊臣氏の戦いにより焼け野原となった博多の街は、豊臣秀吉が帰国の際、博多の街をいくつかの区画毎に「流」(ながれ)としてグループ化し、復興を行いました(太閤町割)。

この「流」が博多祇園山笠のグループ単位の発祥となっています。

現在は7つの流である恵比須流・土居流・大黒流・東流・中洲流・西流・千代流によって、櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭のひとつで、正式には櫛田神社祇園例大祭といいます。

 

 

山笠日程

6月は山笠の準備期間となるのですが、博多の街では当番法被に身を包んだ博多っ子をちらほら見かけるようになります。
この期間の行事は各流の当番町がメインで動いていくので、7月まではなかなか山笠の実感が湧きにくいですね。

 

7月1日 注連(しめ)下ろし、ご神入れ、遂行祈願

※ 注連下ろしは恵比須流のみ6月1日

 

7月9日 全流お汐井とり

午後6時から7時過ぎに箱崎浜まで行き、汐井(真砂)を小さな升やテボ(竹ヒゴで編んだか ご)に入れて持ち帰る。
また、沈む夕日に柏手を打って安全を祈願する。
このときは水法被に締め込み姿になります。

 

7月10日 流舁き

この日から舁き山が動き始めます。
各流ごとに舁き出し時刻もコースも違うため、見たい場合は事前に調べておく必要があります。

 

7月11日 朝山笠、他流舁き

早朝に舁き山が動く朝山笠、夕方からは流の区域外で舁き山が動く他流舁きがあります。

 

7月12日 追い山笠ならし 午後3時59分

追い山笠のリハーサルともなる追い山笠ならし。
7月15日の早朝見ることが難しいときは夕方にある追い山笠ならしも見ものです。

このあたりからテレビ中継も入ってきます。

 

7月13日 集団山見せ 午後3時30分

流の区域から福岡・天神の福岡市役所前まで舁き山が入る集団山見せ。
博多どんたくのように福岡・明治通りを各流の舁き山が動いていきます。

 

7月14日 流舁き

追い山笠前で最後に舁き山が動く流舁き。
経験の浅い舁き手にとってはちょうどいい練習の機会です。

 

7月15日 追い山笠 午前4時59分

いよいよ本番となる追い山笠。

前日の夜から櫛田神社の周りには、出店がたくさん出回りお祭りならではの雰囲気に包まれ一晩中賑わいます。
そして、朝4時59分から7つの流の舁き山が順にスタートして、回り止めまでの約5kmのコースのタイムを競います。

また、7つの流の櫛田入りが終わった後は、高さ10mほどの飾り山笠も櫛田入りして、追い山笠のスタートを締めます。

 

 

1つの舁き山が動くには30名以上の男性のパワーが必要です。

ぜひ、みんなキックボクシングで足腰を鍛えてスピードアップしてほしいですね。

 

 

今年は海の日を含む3連休が山笠のクライマックスとなる13日、14日、15日なので、山笠を見る絶好のタイミングです。

グルメや住みやすい街として人気の福岡ですが、7月に福岡にお越しの際は、ぜひ博多祇園山笠をご覧ください。

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